
”あら、りんご。の木”があるのは、青森県の南津軽郡大鰐(おおわに)町にある山田果樹園。
シェアオーナーの皆さまにりんごをお届けするのは収穫以降となりますが、それまでの間、りんごを育てる過程や農園の様子、”あら、りんご。の木”に関連する素敵な情報をお届けしていきます。
季節の訪れをりんごの木と共に感じてくださいね。
各地で梅雨明けも早く、気持ちの良い晴れの日の多くあった7月、山田果樹園さんではどのように過ごされていたのでしょう。
“あら、りんご。の木”のいまをぜひご確認ください♪
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こんにちは。山田果樹園です。
こちら青森の7月は、真夏日あり豪雨あり。現在は約1か月半にわたる1回目の摘果作業を終え、大きくなってきた果実を再度見回り仕上げ摘果(見直し摘果)に入ります。
さて今回は、有袋(ゆうたい)栽培と無袋(むたい)栽培のお話です。
りんごには袋をかけて栽培する「有袋栽培」と、袋をかけないで栽培する「無袋栽培」があります。
有袋りんごは貯蔵性が高く、色付きと見た目が良いという特徴があり、主に4月以降に販売されています。
▽「有袋栽培」の様子
一方無袋りんごは、太陽の光を多く浴びて育つため食味が良いのが特徴です。無袋栽培で育ったりんごは「サン○○」と呼ばれ販売されています。(サン”とは”太陽”のこと)
これまで当園では、「ジョナゴールド」という品種を有袋栽培し、全量市場出荷しておりました。
しかし、今季は有袋栽培の量を半分にし、無袋栽培にトライしています!
その理由は「サン・ジョナゴールド」は美味しいからです。
酸味の強さが特徴の品種ですが、無袋にすることで甘みが増し、よりジューシーになります。
旬のものは旬の時期に食べていただきたい。
りんごの美味しさを引き出す為の仕事に注力したい。
そんな想いです。
納得できるものになりましたら、皆様にもお届けしたいなと思っております。
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りんごに袋をかけることで、病害虫や果実を守ってくれたり、色付きが鮮やかになったりといった利点もありつつも、袋をかけないことで甘みが増すという利点もあるのですね。
山田果樹園さんが日々試行錯誤されて育てたりんご、大切に味わいたいと改めて感じました。
「サン・ジョナゴールド」がどんな味わいになるのか…。今からとっても楽しみですね♪
それでは来月も”あら、りんご。の木”からのお便りをぜひお楽しみに♪
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山田果樹園 instagram
生産者 山田果樹園
青森県南津軽郡。秋田県との県境 大鰐町にある山田果樹園は、100年以上続くりんご農家。高原りんごの味をていねいに守りながら、新しい品種や栽培方法も取り入れ、日々、おいしいりんごを追求しています。