検索

レシピを教えてくれたのは...

料理家/フードライター
まきの はるな先生
「おいしい文とごはん、つくります。」
世界中で“おいしい文とごはん”を作りに出没中。
暇を見つけては、ふらりと世界各国の美味しいモノや身体に良さそうなモノを食べ散らかす旅に出る。
レシピを教えてくれたのは...
料理家/フードライター
まきの はるな先生
「おいしい文とごはん、つくります。」
世界中で“おいしい文とごはん”を作りに出没中。
暇を見つけては、ふらりと世界各国の美味しいモノや身体に良さそうなモノを食べ散らかす旅に出る。
ジーマミー豆腐は、落花生を使った沖縄県や鹿児島県の郷土料理。ジーマミー豆腐に使われている落花生には、オレイン酸やリノール酸などのコレステロールを抑制する不飽和脂肪酸や、強い抗酸化力、血行を良くする作用のあるビタミンEが豊富に含まれています。また、身体にとって欠かせない、ビタミンB1、カリウムやマグネシウム、リン、鉄などがバランスよく含まれています。そんな栄養豊富な落花生を使ったジーマミー豆腐は、体力が落ちた時や、これからの蒸し暑い季節にも、さっぱりいただけるおすすめしたい食品のひとつです。
落花生をすり潰して濾した落花生の豆乳に、くず粉を加えて作られているジーマミー豆腐。一般的な大豆のお豆腐に比べて、まったりモチモチした触感と、口の中に広がる落花生の優しい甘みや香りが、特徴です。ジーマミー豆腐のおいしい食べ方は、大きく分けて2つあります。ひとつは、お豆腐のようにお料理の一つとして楽しむ食べ方。刻み生姜とお醤油をかけて冷ややっこや、酢みそのタレとみょうがのスライスしたものを乗せて食卓の一品にしたり、食感を活かして、モチモチの揚げ出し豆腐にしたりするなど、様々な楽しみ方ができます。沖縄では、シンプルにそのままのジーマミー豆腐に、色々なタレをかけて楽しむ事が多いそうです。そしてもう一つは、デザートとして、楽しむ食べ方。デザートとして食べる時には、よく冷やしたジーマミー豆腐に、黒蜜をそのままかけたり、きなことまぶしたり、わらび餅のように食べてもおいしいんです。今回は、そんな落花生の風味と独特な食感が特徴のジーマミー豆腐を、台湾の冷たいデザートと、イタリア料理のパニーノにアレンジして、おすそわけしたいと思います。
RECIPE.1
Tofu Panino
1人分
ジーマミー豆腐
半カップ(31g)
バゲット
1/4本
ミニトマト
3つ
生ハムor生ベーコン
20g
玉ねぎ
1/4玉
ブラックペッパー(粗びき)
少々
無塩バター
10g
イタリアンパセリ(あれば)
少々
ジーマミー豆腐は冷蔵庫から出して、常温に戻しておくと落花生の風味をより一層感じられておいしいです。バターの代わりに、オリーブオイルを使っても。
レシピに使用したジーマミー豆腐はこちらRECIPE.2
Mango milk sauce
1人分
ジーマミー豆腐
1カップ(63g)
ブラックタピオカ
25g(乾燥15g)
冷凍マンゴー
100g
練乳
5g
ハチミツ
3g
レモン果汁
2g
ジーマミー豆腐は、あらかじめよく冷蔵庫で冷やしておいてください。ブラックタピオカは、あらかじめ戻してあるものがあれば便利ですが、モチモチを楽しむならおうちで茹でるのがおすすめ。今回は手軽に手に入る冷凍マンゴーで作りましたが、生のマンゴーで作るとより一層ジューシーに。
レシピに使用したジーマミー豆腐はこちら